日本・中央競馬: ディープインパクト、史上2頭目の無敗の三冠馬獲得

【2005年10月24日】

朝日新聞などの報道によると、中央競馬クラシック牡馬三冠レースの最終戦である第66回菊花賞レースGI 芝コース3000m)が、23日京都競馬場で開かれ、ディープインパクトが優勝した。ディープインパクトは日本の中央競馬史上6頭目、1994年度のナリタブライアン以来となる3冠馬となった。デビュー戦から無敗で三冠馬を達成したのは、1984年度のシンボリルドルフ以来史上2頭目。

朝日新聞によると、ディープインパクトは序盤から馬群の中ほどをキープし、2周目の最終コーナーからゴール前400mの直線に入るまでは7-8番手につけていたが、逃げ切ろうとしたアドマイヤジャパンを残り100mの段階で捕らえて2馬身差でゴールラインを通過した。

当日、京都競馬場には13万6,701人の競馬ファンが応援につめかけ、菊花賞としては1996年度の12万6,112人を上回る入場者レコードを記録。また単勝式支持率は79.03%の圧倒的な1番人気で、河北新報によると1963年度のメイズイが記録した83.2%に次ぐ菊花賞2位の支持率だった。払い戻し配当金はクラシック競走史上最低の100円元返しとなった。また武豊騎手はこのレースの優勝で自身初の三冠ジョッキーとなるとともに、GIレース50勝も達成した。

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