日本プロ野球新コミッショナーに前駐米大使・加藤氏

【2008年6月20日】

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朝日新聞によると、日本プロ野球は6月18日 (UTC+9) に開催した実行委員会とオーナー会議の席で、前駐大使・加藤良三さん (66歳) が次期コミッショナーに就任する事が決定した。任期は2008年7月1日から3年。現在コミッショナー代行を担当している根來泰周さん (75歳) はこれにより6月末で退任する。

スポーツニッポンによると、加藤さんは戦後最長の6年7ヶ月間に渡り駐米大使を務めた後に転向する。日本球界の多くのスター選手が大リーグに進出する傾向について、「アメリカで日本人選手が活躍すれば在留邦人 (現地在住日本人) には大変な喜び。他方、日本から見れば球界を束ねるべきスター選手がアメリカに行くのは当然寂しさがある」とした上で、「国際化が進む中で、日本の野球を敗者にしない。勝者に持っていくためには何が必要なのか。いろんな人の英知を結集して対応を決めたい」と抱負を述べた。

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