日本プロ野球のドラフトを拒否し海外リーグに直接挑戦する選手に帰国後のドラフト指名制限

【2008年10月8日】

朝日新聞によると、プロ野球実行委員会が10月6日(UTC+9)にあり、日本のプロ野球のドラフト会議の指名を拒否して大リーグ等の海外のプロ野球リーグに属するチームと直接契約した場合、日本に帰国後、高卒からの場合は3年間、大学卒と社会人チームからの場合は2年間、日本のプロ野球ドラフトの指名を受け付けない取り決めを決めた。2008年のドラフトから適用する。

これは、新日本石油ENEOS田沢純一投手が大リーグ挑戦を表明し、日本のプロ野球参加12チームにドラフト指名の断り状を出した事を受けたもので、スポーツニッポンによると、社会人・大学・高校のアマチュア野球3団体に対して、大リーグスカウトのNPB(プロ野球組織)への登録制など6つの項目を提出しているが、指名拒否もその1つであり、ドラフトの指名がない選手が海外挑戦をした場合はこのペナルティーの対象とはしないが、田沢のように日本球界の指名を断って海外挑戦をした場合はペナルティーの対象となる。

またスポニチによると、アマチュアの各団体のトップはそれぞれ「プロのいう考えだから、アマチュアがどうこう言うことは出来ない」と一斉に静観の姿勢を示していると伝えた。

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