日本サッカー協会、新会長に犬飼氏

【2008年7月11日】 朝日新聞によると、日本サッカー協会は任期満了により会長を辞する川淵三郎氏に代わる新会長として犬飼基昭常務理事兼Jリーグ専務理事が就任する役員予定リストを承認して発表した。次期役員候補推薦委員会のメンバーの一人、田嶋幸三専務理事は次期会長の基準として次の条件を定めていたことを説明した。

  • 2期4年(1期2年)勤められる
  • 日本サッカーの発展のための熱い情熱がある
  • 経営面での相応実績がある
  • 世界を熟知し英語が話せる
  • 教育面の見識がある

毎日新聞によると、犬飼さん以外の主たる役員では小倉純二さん、鬼武健二さん、大仁邦弥(だいに・くにや)さんの副会長3氏と田嶋専務理事の留任が決まり、副会長を辞する釜本邦茂さんは「名誉副会長」のポストに就任する。また新たな理事として上田栄治さん、風間八宏(かざま・やひろ)さん、小野剛さんの各氏が就任。また毎日新聞と朝日新聞によると、議決権のない「特認理事」として北澤豪さん、中西哲生さん、野田朱美さんのサッカー経験者の他に、異競技からラグビー平尾誠二さん、テニスクルム・伊達公子さんがそれぞれ就任する。

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