日テレ、10月の巨人戦ホームゲームは生中継せず

【2005年9月17日】

日本テレビ(日テレ)は9月16日、巨人軍戦の2005年10月の主催試合4試合の生中継を行わないことを発表した。読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞他が報じた。リーグ優勝確定前に巨人主催試合を中継しないのは日テレでは初めてという。

巨人軍戦のテレビ中継は視聴率が低迷しており、2005年の平均視聴率は5月の13.0%を最後に低迷し7月には8.5%、8月には7.2%と月間別の集計が残る1989年以後では最低記録を更新している。さらに9月に入ってからもフジテレビが7日に放映したビジターでのヤクルト戦で4.6%と、1試合ごとの史上最低記録(それまでの最低は8月17日のビジターでの中日戦をTBSテレビが放送した5.0%)となってしまった。

日経によると、日テレはこれらを踏まえ、10月に開催する予定の主催試合、横浜広島との計4試合の生中継を行わず、バラエティー番組などに差し替えて、広告収入にも大きく影響する平均視聴率の引き上げを図る方針。同局によると「優勝争いの帰趨(きすう)が鮮明になり、野球中継以外の番組に対する視聴者ニーズを勘案した」ためとしている。なおこの4試合の生放送は系列のBS日テレで行い、地上波では深夜に録画ハイライトで対応する。

また、9月19日-21日に予定されている主催試合のヤクルト戦も試合の展開に関係なく、定時の午後8時54分までで放送を打ち切るが、9月29日予定の阪神戦ビジターゲームに関しては、阪神のリーグ優勝がかかる可能性があり、その場合は展開に応じて試合終了まで放映することもありうるとしている。


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