日テレ、地上波でのプロレス中継3月で終了

【2009年2月26日】

読売新聞によると、日本テレビは2月23日に行った久保伸太郎社長の会見で、「プロレスリング・ノア中継」の地上波での放送を3月で終了することを発表した。1954年の放送開始以来途中短い中断期はあったものの、半世紀以上続いたプロレスの地上波放送から撤退する形となる。

毎日新聞によると、日テレのプロレス中継は1963年にデストロイヤー力道山の試合で視聴率64%を記録するなど、テレビの普及に大きく勤めたが、その後は人気が落ち込み、1990年に深夜放送に移動。しかしここ最近は視聴率が2%前後に低迷していた。読売新聞によると、久保社長は「見ている人の数が極端に落ち込んでおり、総合的に判断して有料課金放送に移す」と打ち切りについて説明した。両新聞によると、今後はCS衛星放送の「日テレG+(ジータス)」で放送するとしている。

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