新しく浮上した政治資金疑惑で舛添東京都知事が5月20日の会見で説明へ
【2016年5月18日】
この5月13日に行われた定例の記者会見の後も、政治資金の使途を巡り、新たな疑惑が明らかになっている[1]、東京都の舛添要一知事は5月17日、視察した福島県内で、この5月20日に行われる定例の記者会見で説明することを明かした[2]。
TBSの報道によれば、グローバルネットワーク研究会の収支報告書に「資料代」と書かれたのは、舛添氏が東京都知事に就任する前に、政治資金で買った多くの美術品で、その一部をネットオークションで買っていたことが明らかになっている[3]。
今回の問題については、2014年に行われた東京都知事選で舛添氏を支援した自民党の谷垣貞一幹事長からも5月17日に行われた会見にて「猛省が必要」としている[2]。また、同じく舛添氏を支援した公明党の山口那津男代表からも「事実に基づいて説明責任を尽くすことが重要だ」と、話している[2]。こうした批判について、舛添知事は「与党であります両幹事長のこの御批判というのを、極めて重く、厳しく受け止めて対応したいと思っております」と話している[4]。
東京都には、5月16日までの3日間だけで、およそ4200件に及ぶ、批判の電話やメールが殺到した[1]。これについて、舛添知事は「いろんな案件について疑念や懸念を抱かれ、多くの都民から厳しい批判を頂いていることも認識している」と話している[2]。
情報源
編集- ↑ 1.0 1.1 『舛添都知事、新浮上の疑惑を20日の定例会見で説明』 — テレビ朝日, 2016年5月18日
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 『舛添都知事 20日の定例会見で政治資金問題を改めて説明へ』 — スポーツニッポン, 2016年5月18日
- ↑ 『舛添都知事の政治資金問題、自民幹部からも批判の声』 — TBSテレビ, 2016年5月17日
- ↑ 『舛添都知事、20日の会見で改めて説明する考え』 — TBSテレビ, 2016年5月17日