指定暴力団・会津小鉄会の馬場美次会長を詐欺容疑で逮捕 - 京都府警
【2009年10月28日】
読売新聞・産経新聞によると、京都府警は10月27日(UTC+9、以下同様)に、京都市内の金融機関からキャッシュカードを騙し取ったとして、指定暴力団・会津小鉄会会長の馬場美次(ばば・みつぐ)(68歳)(京都市右京区)、その元妻の角尾直美(37歳)(同市北区)、飲食店従業員・織田仁美(41歳)(同市南区)の3容疑者を、詐欺容疑で逮捕した。
読売新聞によると、同府警の発表として、問題のキャッシュカードの口座は織田容疑者名義だったが、実際には馬場・角尾両容疑者が使用していた。両容疑者はその後カードを紛失したため、3人で京都市内の金融機関に届けられていたキャッシュカードを取り戻そうと共謀、2004年10月18日にこの金融機関からカードを詐取した容疑が持たれている。この口座には、2003年から2006年にかけ、約2億円に及ぶ出入金があったという。
産経新聞によると、同府警は27日に3人の自宅を捜索、馬場容疑者宅からキャッシュカードを押収した。同府警は、金の出所についても捜査を行っている。
産経新聞によると、馬場容疑者は2008年11月に、会津小鉄会の会長に就任。その際、山口組の最高幹部が後見人を務めるなど、山口組との関係を強化している模様である。同会の勢力は、9月現在で準構成員を含め約600人と見られている。
情報源
- YOMIURI ONLINE 他人名義のカード詐取、会津小鉄会の会長ら逮捕 <リンク切れ> [アーカイブ版] — 読売新聞社, 2009年10月27日
- MSN産経ニュース 京都府警が詐欺容疑で会津小鉄会長を逮捕 <リンク切れ> [アーカイブ版] — 産経新聞社, 2009年10月27日