心臓移植に向けての募金、募金箱ごと盗難 - 福岡・飯塚市

【2009年9月15日】

読売新聞毎日新聞によると、重い心臓病を患い、アメリカでの移植手術を目指している福岡県飯塚市宮薗雄一さん(26歳)の支援団体が、手術費用を集めるためにコンビニエンスストアなどに設置した募金箱2個が盗まれていたことが、9月15日UTC+9、以下同様)、判明した。福岡県警飯塚署窃盗事件として捜査している。

両報道によると、『雄一君を救う会』のコメントとして、8月12日午後9時頃に、同市内の『セブン-イレブン穂波小正店』で、レジの脇に置いていた募金箱が盗まれたという。同店の防犯カメラには、若い男4人が、募金箱を持ち去る様子が映っていた。盗まれた募金箱には、約4,000円が入っていた。また、同県嘉麻市の『道の駅うすい』でも、約2,000円が入った募金箱が無くなっていたという。

『救う会』は、6月中旬から1 億4,000万円を目標金額として募金活動を続けており、9月15日現在で約3,800万円が集まったという。

読売によると、宮薗さんの父・幸一郎さん(58歳)は、「善意を踏みにじる行為で悲しい」と、憤りを込めてコメントしている。

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