市民参加型ニュースサイト「オーマイニュース」日本版が創刊

【2006年8月28日】

市民参加型のインターネットニュースサイト「オーマイニュース」の日本版が28日午前10時(日本時間、UTC+9)、創刊された。

西日本新聞、CNET Japan、総合ニュースによると、オーマイニュース韓国版は2000年に創刊され、同国内の主要メディアの1つとなっているという。英語版やインターナショナル(国際)版も創刊されているという。

日本版は、ソフトバンクの出資で「オーマイニュース・インターナショナル株式会社」として3月に設立された会社を運営母体としている。Ohmynews Internationalによると、韓国以外でオーマイニュースのようなニュース形式を適用するのは初めてのことだという。

編集長は鳥越俊太郎氏で、7月21日から市民記者の募集が開始された。8月28日午前10時時点で975人が登録しており、鳥取県と徳島県を除く45都道府県の記者がいるという。また、首都圏在住の記者数が5割を超えるほか、記者の34%は30代だという。今年の年末までに5,000人、これから2年以内に4万人の記者を募集する計画。掲載された記事の編集者には原稿料が支払われるという。

毎日新聞や産経新聞によると、28日開かれた記者会見で鳥越氏は、実名での責任ある参加を目指していくことや、プロの記者から市民への一方的な流れとは違った形のニュース媒体を作っていくことなどを述べた。

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