巨人軍・江藤選手、西武へ移籍

【2006年1月6日】 産経新聞によると、読売ジャイアンツ(巨人軍)と西武ライオンズは巨人軍の江藤智(えとう・あきら)内野手を西武に移籍させることを発表した。

江藤選手は2005年末にフリーエージェント (FA) 制度で西武から巨人軍へ移籍した豊田清投手の人的補償として西武が獲得したものであり、背番号は33番。

江藤選手は関東高校から1989年に広島カープに入団し、1993年と1995年にホームラン王、1995年には合せて打点王との2冠を達成し、広島の主軸打者として活躍した後、2000年にFA制度を行使して巨人軍に移籍。しかしここ数年は試合出場から遠のき、2005年度は81試合出場、打率.172。ホームランは1本も出ず、通算350ホームランも達成できなかった。

江藤選手は「西武に移籍しても少しでも長く野球をやれるように頑張りたい」とコメントしている。

朝日によると、今回の人的補償は巨人軍の支配下登録メンバーのうち、外国籍選手と球団が定めた28人のプロテクト選手を除くメンバーから西武が選手1人を選んで獲得できるものであった。江藤選手はそのプロテクトのメンバーに入っていなかった。

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