川崎市の女性襲撃事件、41歳の男が出頭・逮捕

【2006年4月2日】 スポーツニッポンが4月2日に伝えたところによると、川崎市多摩区のマンションで起きた女性襲撃と小学校3年生の男児の転落死事件で、神奈川県警察本部・多摩警察署は自ら出頭した41歳の男を4月1日、女性に対する殺人未遂などの容疑で逮捕した。

逮捕された麻生区の今井健詞容疑者(41歳)は、「新聞を見て自分の写真が載っていたので逃げられないと感じた」として自らの犯行を認め同日早朝多摩警察署に出頭したという。調べに対し今井容疑者は「殺したかったのでやった」と容疑を認めている。

中日新聞によると、今井容疑者は3月29日午前、マンションの清掃作業員の女性(当時68歳)を同マンション最上階の15階から突き倒し、その上で抱え上げて殺そうとしたが、女性が大声で抵抗した。これに先駆けて3月20日午後、同マンションのやはり15階から当時9つだった小学校3年の男児が転落して死亡した事件も発生しており、転落後男児の後を追う今井容疑者とほぼ同一人の男の映像が防犯カメラに映し出されていた。

今井容疑者は「男児を投げ落としてから、同じマンションで女性を殺そうと考えた。一番高いところから落とせば死ぬだろう」と供述した。また、日刊スポーツによると、今井容疑者は事件現場近くのカーテン専門店の店長を務めていた。

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