山本KID徳郁選手、アマチュアレスリング復帰 北京五輪出場目指す

【2006年7月23日】 日刊スポーツによると、格闘家の山本KID徳郁選手が2008年に開催予定の北京オリンピック出場を目指して、アマチュアレスリング選手に復帰することを明らかにした。

神戸新聞によると、山本選手は山梨学院大学時代の1999年に全日本選手権フリースタイル58kgクラスで準優勝するなどの実績を誇っていたが、卒業後格闘家に転向し、HERO'Sで2005年世界ミドル級チャンピオンに輝いた。

会見で山本選手は「29歳なので自分自身最後のチャンスと考える。ここでオリンピックを目指さないと一生悔いが残る」とコメントしている。当面はアマチュアレスリングの活動に専念するため、8月5日に予定されているHERO'Sへの試合参戦は取りやめる。山本選手の父・郁栄さん、並びに実姉・美憂さん、実妹・聖子さんもアマチュアレスリング選手だった。

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