対州馬の子馬が宮城県の仙台市八木山動物公園で誕生
【2016年7月7日】
2016年7月6日に宮城県の仙台市八木山動物公園で対州馬(たいしゅうば)の子馬が誕生したことが発表された。子馬は先月6月20日に、父・あさひ(4歳)と母・和海(なごみ・6歳)との間に生まれた。7月6日より一般公開された。
対州馬は日本で現在38頭しか存在しない希少な日本在来馬である。1965年には約1200頭存在していた。
仙台市八木山動物公園では、1974年から対州馬を展示してきており、2014年から繁殖に取り組んで今回の誕生という成果につながった。日本国内では2012年に長崎県にある九十九島動植物園で繁殖に成功して以来、2例目の繁殖事例であるという。
なお仙台市八木山動物公園では生まれた子馬の名前を今月31日まで募集している。
情報源
編集- 『対州馬の子馬が生まれました!愛称を募集します』 — 仙台市八木山動物公園, 2016年7月6日
- 『<八木山動物公園>希少な対州馬の新アイドル』 — 河北新報, 2016年7月6日