安倍総理大臣 消費税率引き上げ再延期を政権幹部に伝える
【2016年5月29日】
安倍晋三内閣総理大臣は5月28日夜に、総理大臣公邸で政権幹部と会談の場を持ち、消費税率を10%に引き上げることについて、2019年10月まで再延期する意向を伝えた[1]。
会談では消費税の再延期を安倍総理から、麻生太郎財務相や菅義偉官房長官、谷垣貞一幹事長といった幹部に対して示されたものの、一部の出席者から再延期することに懸念が示されたという[1]。また、麻生財務相からは再延期するなら衆参ダブル選挙の実施が訴えられたが、菅官房長官から反論が上がったという[2]。
安倍総理大臣は再延期の有無を、参院選の前に結論を出すことにしており[1]、さらに衆参ダブル選挙についても、国会の会期末となる6月1日までに判断する見通しとなっている[2]。
情報源
編集- ↑ 1.0 1.1 1.2 『安倍首相、消費増税2年半延期の意向も政権幹部の一部が難色示す』 — フジテレビ, 2016年5月29日
- ↑ 2.0 2.1 『消費増税再延期なら“衆参W選”を~麻生氏』 — 日本テレビ, 2016年5月29日
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