女子短大生バラバラ死体事件で実兄逮捕
【2007年1月8日】 日本経済新聞によると、東京都渋谷区の歯科医師宅で女子短大生のバラバラ切断遺体が見つかった事件で、警視庁は1月4日、女子短大生の実兄を死体損壊の容疑で逮捕。調べに対して「自宅で殺害して切断した」と、殺人についても認めている。
逮捕されたのは予備校生徒の武藤勇貴容疑者(21歳)。勇貴容疑者は歯科系大学への入学を目指していたが、実妹の亜澄さん(20歳)から「勉強しないので成績が悪い」とか「勇貴君には夢がない」となじられ、亜澄さんの殺害を計画した供述した。勇貴容疑者は昨年12月30日午後、歯科医師宅で亜澄さんの遺体を包丁やのこぎりを使って切断したとされている。
また熊本日日新聞によると、亜澄さんの遺体には頭部に強い衝撃が与えられていた他、首を絞められた跡もあることも判った。勇貴容疑者は亜澄さんの首を絞めたり頭部を鈍器のようなもので殴り、そのうえ水に漬けるなどの暴力を加えて殺害した可能性が強いとしている。
出典
編集- NIKKEI NET 『女子短大生の切断遺体事件、二男を死体損壊容疑で逮捕』 — 日本経済新聞, 2007年1月4日
- くまにちコム 『首絞め鈍器で殴打か 血痕ふき隠ぺい工作も』 — 熊本日日新聞, 2007年1月5日