奈良県宇陀市で花火大会中に橋の手すりが倒れる 見物客4人けが
【2009年8月7日】
47NEWS(共同通信)・産経新聞によると、8月4日午後7時50分頃(UTC+9、以下同様)、奈良県宇陀市榛原区下井足の宇陀川にかかる榛原大橋で、車道と歩道を分けているコンクリート製の手すり(高さ70センチメートル)が長さ16メートルにわたって崩れ、近くで開催されていた「宇陀市はいばら花火大会」の見物客4人が足にけがをした[1][2]。
消防によると、26歳の男性が足を骨折した疑いがあり、他に9歳の女児と20代の女性2人が軽傷[1][2]。
奈良県警宇陀署によると、橋は全長約50メートルあり、倒れた手すりは橋の中央部に位置。コンクリートと鉄柱で作られた棒状の手すり部分が、支柱を残して車道側へ倒れたという[1][2]。事故当時、橋の上は自動車通行止めとなっており、けがをした見物客4人は車道側を歩いていた[1]。また当時、見物客が手すりにもたれかかるなどしていた可能性があるとみて、宇陀署で事故の原因を調べている[1][2]。
花火大会の実行委員によると、花火大会では午後7時半から9時にかけて、約3千発の花火が打ち上げられた。当日は、例年並みの約3万人の人出があったという[1][2]。