奈良市職員、5年間ほとんど出勤せず給与満額
【2006年10月22日】
奈良市環境清美部の男性職員 (42) が、2001年からの5年9カ月余りで8日しか出勤していないのにも関わらず、給与がほぼ満額支給されていたことが明らかになった。朝日新聞、奈良新聞などが報道した。
奈良新聞によれば、この職員は、部落解放同盟奈良市支部協議会副議長として市役所での交渉に出席していた。また頻繁に市の建設部などに出入りしていた。
ニッカンスポーツによると、市では、同一の病気で休暇は90日間まで認められており、給与もほぼ全額支給される。この職員は、複数の病気が発生・再発したとして、たくみに長期間の休暇を給与を得ながら取っていた。2001年以前のこの職員の勤務状況記録はないという。
出典
編集- 奈良新聞 『頻繁に市庁に出入り-有力市議と関係も【奈良市の休職職員】』 — 奈良新聞, 2006年10月20日
- nikkansports.com 『奈良市職員5年間で出勤8日も給与は満額』 — 日刊スポーツ, 2006年10月18日
- asahi.com 『出勤は5年間で8日 でも給料はほぼ満額 奈良市職員』 — 朝日新聞, 2006年10月22日
- asahi.com 『5年で8日出勤の奈良市職員 休み中も頻繁に庁舎出入り』 — 朝日新聞, 2006年10月21日