大阪・西成区の看護師殺人未遂事件、公訴時効成立

【2010年1月25日】

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ウィキペディア公訴時効に関する記事があります。

朝日新聞、産経新聞によると、1995年1月(UTC+9)に大阪市西成区で起きた殺人未遂事件(あいりん労働福祉センター前路上女性看護師殺人未遂等事件)は1月25日午前0時に公訴時効を迎えた[1][2]。被害者の林裕子さんは医療施設大阪社会医療センターにて当時看護師をしていた[2]

事件は1995年1月25日午後5時15分頃に発生[2]。勤務先をでた直後に見知らぬ男に刺された[1]。現在も後遺症で外出時には車椅子と介助が必要な生活を送っている[1]。事件発生から4日後、男の声で大阪社会医療センターに「外科医を狙った」との電話があったため、大阪府警西成署は、センター側と患者との間で発生したトラブルを視野に入れ捜査していた[2]

時効の成立を受け、林さんは「犯人は大手を振ってこの社会を生きていけます。おかしいと思うと同時に、怒りを覚えます。どうか時効が撤廃され、過去の事件にも適用されることを願っています」と訴えた[1]

また、全国犯罪被害者の会(あすの会)幹事で、林さんの夫である林良平さんも時効を受けて「過去の事件も含めて時効を撤廃すべきだ」とコメントした[2]。良平さんは私的懸賞金もかけていた[2]

情報源

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  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 asahi.com 『大阪の殺人未遂事件、時効成立 「撤廃を」被害者夫訴え』 — 朝日新聞社, 2010年1月25日
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 MSN産経ニュース 『無念の時効成立 西成看護師殺人未遂事件』 — 産経新聞社, 2010年1月25日