大分で自宅放火 母親を死なせた長男を逮捕

【2008年1月20日】 時事通信と読売新聞によると、1月19日未明3時10分ごろ大分市で会社役員の自宅が全焼する火災が発生し、焼け跡から女性の焼死体が見つかった。大分県警はこの役員の長男を放火容疑で逮捕した。

読売によると、火災は大分市の建設コンサルタント会社社長・岩男道也さん(65歳)宅で、長男・篤志容疑者(33歳)が道也さんの部屋にあったストーブ灯油をかけて火をつけて放火。木造平屋建て140平方メートルを全焼させ、その焼け跡から道也さんの妻・加寿子さん(61歳)が焼死体で発見された。加寿子さんの死因は全身の大やけどだった。また道也さんは全身やけどの重傷、篤志容疑者も放火後に足にやけどを負った。また日刊スポーツによると、当時同所にいた36歳の長女は逃げ出して無事だった。

時事によると、篤志容疑者は放火を認め19日夜現住建造物放火の疑いで逮捕し、警察の調べに対して「両親との折り合いが悪かった」と供述した。

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