大丸と松坂屋 持ち株会社で経営統合

【2007年3月16日】 朝日新聞がロイター電で伝えたところによると、日本百貨店大丸松坂屋を運営している松坂屋ホールディングスは3月14日、今年9月に持ち株会社で経営統合することを正式に発表した。

持ち株会社の社名は「大丸松坂屋ホールディングス」。資本金300億円で、大丸は大阪市、松坂屋は名古屋市にそれぞれ本社があるが、持ち株会社は東京都銀座に本社を置く。5月24日に予定されている株主総会を経て正式に承認される予定。当面は大丸と松坂屋ホールディングスが新会社の傘下におかれるが、2007年度中に松坂屋ホールディングスを吸収合併して事業会社の松坂屋と大丸を直接の傘下とする。また新会社は松坂屋ホールディングスの資産・負債を引き継ぐため、暖簾代70億円が発生する。

日本経済新聞によると、新会社は資本金300億円で、業界最大手高島屋を抜いて売上高トップの百貨店グループとなる。また社長には大丸から奥田務会長、会長は松坂屋の岡田邦彦会長がそれぞれ就任する予定。

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