大リーグ・ジョン・レスター投手がガンを克服してノーヒットノーラン

【2008年5月21日】

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フランス通信 (AFP) によると、アメリカ大リーグボストンレッドソックスジョン・レスター投手が、現地5月19日 (UTC-4) にボストンであったカンザスシティーロイヤルズとの対戦に先発し、2四球のみに抑えるノーヒットノーランを達成。チームも7-0で大勝した。

日刊スポーツによると、レスター投手は2006年8月の試合で同シーズン7勝目を達成した後背中に違和感を覚えて、実家のあるワシントン州の親類の医師の診察を受けた結果、成人非ホジキンリンパ腫という悪性リンパ腫の一種であるガンにかかった事がわかった。その後同年内だけで6回にわたる投薬治療を続けたが、「とにかく野球が好きだから」と情熱を諦めなかった。

日刊スポーツ (別記事) によると、レスター投手は2007年にメジャー復帰し4勝を挙げた。しかし、デイリースポーツによると、登板日の翌日には血液検査を行ったり、投球数の制限も行われていた。デイリースポーツによると今回のメジャー通算14勝目・今年3勝目がレスター投手自身にとって初完投・完封勝利で130球を投球。そのうちストライクは86球だった。試合後のインタビューに応えたレスター投手は「球場が大騒ぎになっているのを初めて見た。まるでワールドシリーズみたいだった」と興奮を語るとともに、「今このグラウンドにたてることが本当にうれしい」と喜んだ。

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