【2006年9月3日】

現場に近い丸子橋(GFDL資料、2004/11/22撮影)

中日新聞によると、2日午前、神奈川県川崎市中原区の多摩川河川敷で、遊んでいた男性会社員3人が溺れ、うち2人が死亡した。

東京新聞と日刊スポーツによると、事件が起きたのは東急東横線多摩川駅から約500メートルに位置する丸子橋付近の公園緑地で、死亡した男性らの他にも多くの人々が集まっていた。

日刊スポーツによると、溺れた男性3人は10人程度の仲間と共にバーベキューを楽しんでおり、酒に酔った状態で岸から10メートルほどの中洲に移動しようとしたところ、2人が足を滑らせて川に転落した。中日新聞によると残っていた仲間の5, 6名も救助に向かったが、1人は下流に流され、残る数人は対岸まで泳ぎきった。

読売新聞によると、死亡したのは川崎市多摩区の会社員野村克彦さん (28) と同市幸区の古坂哲さん (19) 。

中日新聞によると、現場付近では先月13日にも横浜市港北区の男性が溺死する事故があり、これと2日の事故との両方を偶然に目撃した東京都世田谷区の高校教諭男性 (56) は、現場への「遊泳禁止」看板の設置などの対策を訴えている。

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