埼玉西武、西鉄時代のユニフォームを復刻

【2008年5月21日】 日本のプロ野球埼玉西武ライオンズ埼玉県への本拠移転30周年記念と、西日本鉄道福岡市)の創業100周年記念の一環として6月から8月に予定されているペナントレース主催ホームゲームで、同チームの前身・西鉄ライオンズ(1950年-1972年)を回帰する「ライオンズ・クラシック」と題したシリーズを開催し、西鉄時代に着用したユニフォームを復刻して試合することになった。

朝日新聞によると、この復刻ユニフォームは西武ドーム球場で開催する6月28日から8月21日のパ・リーグ公式戦のライオンズ主催ホームゲームにおいて、他の参加5チームと対戦する1カードずつ12試合(1カード2-3試合)を対象に着用する。また西鉄時代の本拠地・平和台球場のあった福岡市福岡ヤフードームでの7月15・16日のアウェーゲーム・対福岡ソフトバンク戦にもこのユニフォームを使う。また15日の試合は「西鉄メモリアルデー」と題し、西鉄時代にバッテリーを組んだ池永正明和田博実両氏が始球式をする。

読売新聞によると、この復刻ユニフォームに袖を通した元西鉄ライオンズ選手(現・プロ野球評論家)で、今シリーズの監修(エグゼクティブプロデューサー)を務めた豊田泰光氏が「途切れていた自分史が繋がった。昨年(2007年)亡くなった稲尾和久氏が生きていれば…」と感想を述べた。

「ライオンズ・クラシック」対象試合

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※試合開始時間は6月28日と7月5日が14時、6月29日と7月6日が13時、それ以外の試合は18時。
この他関連のグッズ販売やイベントを計画している

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