国際標準化機構がオープンドキュメントを認定
【2006年5月5日】
オープンソースのオフィスに使われるオープンドキュメントの普及促進団体であるオープドキュメントフォーマットアライアンス (ODFアライランス) によれば、国際標準化機構 (ISO、本部:スイス) は5月3日、オープンドキュメントフォーマット (ODF) を標準規格である「ISO26300」として認定した。
オープンドキュメントはOpenOffice.org 2.0でのファイル形式として採用されている。
オープンドキュメントは、2005年9月に構造化情報標準促進協会 (OASIS) によって国際標準化機構と国際電気標準会議 (IEC) からなる合同技術委員会 (JTC1) に提出され、5月1日に投票が締め切られた。なお、ODFアライアンスは3月にオープドキュメントフォーマットの普及、促進を目的として発足。各機関に働きかけを行ってきた。
出典
編集- "ODF Alliance Hails Top International Standards Body's Approval of Open Document Format"。OpenDocument Format Alliance、2006年5月3日。
- 高橋信頼 『オフィス・ソフトのファイル形式ODF(OpenDocument Format)がISO標準に』 — 日経BP社, 2006年5月4日
- Andy Updegrove "OpenDocument Approved by ISO/IEC Members"。Gesmer Updegrove、2006年5月3日。