国連安全保障理事会、潘基文氏の事務総長推薦勧告決議を全会一致で採択

【2006年10月10日】

潘基文氏

国際連合安全保障理事会は、9日午前 (UTC-4) の非公式協議で、大韓民国潘基文(パン・ギムン)外交通商相を次期事務総長に推薦することを決定した。任期は来年1月1日から5年間。

西日本新聞によれば、この非公式協議では、同氏の推薦決議を、15ヶ国すべての賛成により採択した。早ければ今週中にも総会に推薦される予定であり、中央日報によれば総会が投票を行うことも可能であるが、慣例に従えば投票なしで任命されることとなる。

産経新聞によれば、今月2日の予備選挙では、全常任理事国を含む14ヶ国がすでに潘氏支持で一致しており、氏以外の候補は立候補を取り下げていた。

氏は11時30分 (UTC+9)、韓国外交部で記者会見し、「国際平和と安全維持、開発、人権保護」のために働きたいと述べた。

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