和歌山県・木村知事が辞意
【2006年11月4日】
読売新聞によると、和歌山県の木村良樹知事は11月2日、和歌山市の県庁で「県政の混乱を招いた責任」を理由に辞意を明らかにするとともに、このほど発覚した同県が発注した工事に絡む談合問題に自ら関係はないことを改めて強調した。
朝日新聞と読売新聞によると、木村氏は11月1日、前出納長の水谷聡明被告が起訴されたことを受けて会見し知事続投を表明していたが、あくる2日「私(木村氏)自身は事件に一切関与していないが、様々な波紋を起こした責任を取る」ことを理由として辞意を表明し、県議会の向井嘉久蔵議長に辞職願いを届け出、受理された。県は県選挙管理委員会に対し11月6日をめどに報告し、通知されてから50日以内に出直し知事選挙が開催されることになる。
出典
編集- 『知事緊急記者会見』 — 和歌山県知事室, 2006年11月2日
- asahi.com 『和歌山県の木村知事が辞職 「県政混乱の責任とる」』 — 朝日新聞, 2006年11月2日
- asahi.com 『「改革派知事」疑惑の退場 続投1日で撤回 和歌山談合』 — 朝日新聞, 2006年11月3日
- YOMIURI ONLINE関西発 『木村知事が辞職表明、和歌山談合で県政混乱引責』 — 読売新聞大阪本社, 2006年11月3日
- YOMIURI ONLINE 『和歌山県知事、談合事件の引責で辞職表明』 — 読売新聞, 2006年11月2日