和歌山、埼玉で自動車に発砲事件

【2005年9月27日】 26日、和歌山県埼玉県で、自動車に向けた発砲事件が相次いだ。また、神奈川県でも、同じ日、バスに銃弾が撃ち込まれたと思われる事件が発生した。

朝日新聞社などによれば、26日午前2時40分(日本時間、UTC+9)頃、和歌山県和歌山市阪和自動車道の下り線で、乗用車が銀色の車を追い越そうとしたところ、銀色の国産セダンのような車の運転席から突然発砲された。2台の車はそれより前、何度か追い越しを繰り返していた。

その15分後、和歌山県日高川町中津川の湯浅御坊道路下り線のトンネル出口付近で、ワゴン車が、後ろから追いついて来た銀色の車から発砲された。このとき、2台の車は時速80km程度で走行していた。この道路は阪和自動車道に接続する道路で、2つの現場は30kmほどしか離れていない。どちらの現場でも、銃弾は発見されていない。

和歌山県みなべ町みなべインターチェンジで、白い旧型クラウンのステーションワゴンのような車が料金を払わずに料金所を突破していたため、和歌山県警で関連を調べている。

埼玉県戸田市では、26日午後7時25分頃、信号待ちの乗用車に銃弾が撃ち込まれた。直後に白っぽい乗用車が急いで現場から離れた。銃弾は見つかっていないが、弾痕から真性拳銃と見られている。

神奈川県厚木市でも、銃弾が撃ち込まれた可能性のある事件が発生した。26日午後11時10分頃、回送中の路線バスのバスの窓ガラス2枚が割れた。窓に20-40cmの穴が開いていた。

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