吉野家、1日限りで牛丼再開―2年7ヶ月ぶり

【2006年9月18日】

販売再開を知らせる掲示(東京・有楽町店)

日本経済新聞によると、牛丼チェーンの吉野家が18日、アメリカ産牛肉の輸入再開に伴い、一日限りで本格的な牛丼販売を再開した。並盛380円と以前に比べ100円高い価格で、午前11時より100万食限定の提供。

産経新聞と日本経済新聞によれば、売り上げ日本一の有楽町店では徹夜で並ぶ客も現れ、長蛇の列を作るなど、2004年2月以来の販売となる牛丼へ多くのファンが詰め掛けた。

しかし、デイリースポーツによると、前回の販売時には満席だった同店舗でも今回はところどころに空席が見られ、アメリカ産牛肉に対する不安感を示す人もいた。

同チェーンを運営する株式会社吉野家ディー・アンド・シーのプレスリリースによれば、今回同様の牛丼の販売が、今後も10月と11月のそれぞれ1日~5日に行われる予定。日本経済新聞によれば、同社は12月以降から毎日販売できる体制を整えたいとしている。

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