史上最小の連星発見、チリで観測
【2006年8月6日】
読売新聞によると、米科学誌「サイエンス」は、史上最小の連星がチリ・ヨーロッパ南天天文台で発見されたと、4日付で発表した。この連星は、Oph 1622と呼ばれ、太陽の100分の1ほどしか質量がなく、褐色矮星2つで構成されている。地球からの距離は約400光年で、生まれて100万年以下と極めて若い、という特徴を持っている。
出典
編集- ワシントン=増満浩志 『史上最小の連星発見、重さ太陽の100分の1』 — 読売新聞, 2006年8月4日
- Ray Jayawardhana and Valentin D. Ivanov "Discovery of a Young Planetary Mass Binary"。サイエンス、2006年8月3日。
- Ray Jayawardhana and Valentin D. Ivanov "Supporting Online Material for Discovery of a Young Planetary Mass Binary"。サイエンス、2006年8月3日。