台風9号 関東でも豪雨被害多発

【2009年8月11日】 読売新聞によると、台風9号の影響による大気の不安定な状態で関東地方でも8月10日(UTC+9 以下同)、各地で大雨被害が相次いで発生した。

日本の気象庁の調べでは、東京都千代田区で8月10日早朝の6-8時の2時間に66.5ミリの激しい大雨を観測した。また東京都の正午現在のまとめによると、都心23特別区のうち、足立豊島荒川の4つの特別区で21棟の床上浸水が発生した他、東京都消防庁によると午前8時前には足立区にある自動車トンネルが浸水したためここを通っていた乗用車トラックが1台ずつ立ち往生する事態となった。さらにサンケイスポーツによると、北区の赤羽にある大型スーパーでは半地下構造になっている出入り口付近に水が流れてしまい5人がそのあおりによる転倒で軽いケガを負った。

読売によると、千葉市でも10日午前11時のまとめで稲毛区などの民家12戸が床上浸水、佐倉市でも民家2戸が床上浸水したほか、午前8時からの1時間雨量も65ミリに達した。また読売の千葉県版の記事によると、JR千葉駅近くにあるショッピング街「C-one」では夕方4時過ぎから屋内の通路が浸水したため、関係者が排水作業を行ったり、店を閉店するところまで出た。

また産経新聞によると、埼玉県でも川口市で8月9日の降り始めから10日午後4時までの降雨量が同県内最大の212ミリになり、床上浸水20戸、床下浸水398戸、道路などの冠水58箇所と県内最大の被害を記録した。

西日本でも被害拡大 小学生行方不明編集

朝日新聞によると、中国四国地方ではこの台風による大雨の被害が拡大し、9日午後0時50分ごろには徳島市国府町で小学校4年生の男の子(9つ)が用水路に転落して行方不明になったほか、岡山県美作市(みまさかし)でも民家2戸が土砂崩れで壊れ、4人が生き埋め状態となった。このうち68歳の女性は死亡が確認されたが、他3人は無事に救出された。

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