南ドイツ・バイエルン、スイス、オーストリアで洪水

【2005年8月24日】 アルプスの北で降雨による大洪水が起こっている。ドイツのバイエルン州南部、オーストリア西部、スイス中部が被害にあっている。

バイエルン州南部では、当局が非常事態宣言を出した。保養地として知られるガルミッシュ・パルテンキルヒェンは洪水のため外部から孤立している。アウクスブルクに近いアウトバーンは、洪水で橋の基礎が崩壊寸前までダメージを受けたため閉鎖されている。

オーストリアのチロル州とフォアアールベルク州でも、洪水の被害が出ている。夜間に記録的な降水があったため、被害はいっそう広がっている。フォアアールベルク州では小川が氾濫し、一軒の家に浸水し、その結果ガス爆発が起こり6人が負傷した。また男性1名が車が水にさらわれた後、行方不明になっている。チロル州の州都インスブルックでは、イン川にかかる橋がすべて閉鎖された。チロル州西部では、地すべりにより1人が死亡、1人が負傷した。

スイスではベルンルツェルンが洪水の被害を受けた。地滑りによりある農場の避難活動に従事していた消防士2名が死亡した。チューリヒ州で、男性1人が溺死した他、グラウビュンデン州で女性1人が川に転落した後行方不明になっている。スイス政府は洪水による被害額を少なくとも7900万米ドルと概算している。

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