千葉県富津市で水道管が破裂 約4800世帯が断水
【2020年12月30日】
12月29日、千葉県富津市において水道事業を行っている「かずさ水道広域連合企業団」は、富津市内の五つの地区において断水が発生していることを明らかにした[1]。4870世帯が断水しており[2][3]、市内5か所に臨時給水所が設けられ給水が行われている[4]。NHKによると、復旧は31日を目標としている[5]。
企業団によると28日14時頃、同市大佐和地区において、近隣業者から「水が道路に噴き出ている」と連絡があった。その後ため池に残された水を供給したが、29日10時頃に水が無くなり[2][3]、湊・天神山・峰上地区の約3000世帯が断水した。同日16時頃にはこれまで断水していなかった竹岡・金谷両地区の約1800世帯が断水した[1]。
原因は1984年に設置された送水管の損傷とみられており、送水管は地下5メートルから7メートルの場所に埋設されている[4]。NHKによると、企業団は復旧のために送水管を掘り起こしているが、その深さと雨の影響により難儀しているという[5]。
情報源
編集- ↑ 1.0 1.1 『富津の4800世帯が断水 送水管破損か、復旧急ぐ』 — 千葉日報, 2020年12月29日
- ↑ 2.0 2.1 『千葉富津で4千戸超断水 水道管が損傷』 — 産経新聞, 2020年12月29日
- ↑ 3.0 3.1 『千葉・富津で断水、最大4800戸超 水道管が損傷』 — 日本経済新聞, 2020年12月29日
- ↑ 4.0 4.1 『千葉・富津市内で約4800戸が断水 水道管から水漏れ』 — テレビ朝日, 2020年12月30日
- ↑ 5.0 5.1 『千葉 富津 断水4800戸で続く 臨時の給水所を開設』 — 日本放送協会, 2020年12月30日