北朝鮮のミサイル、初めて海上の境界線を越える
【2022年11月3日】
北朝鮮は2日、短距離弾道ミサイルなどを23発、発射した。北朝鮮が1日に20発もミサイルを発射したのは異例のことである。また、これには、南北分裂後初めて、海上の境界線(NLL、北方限界線)を越えたものがあった[1][2]。
韓国軍によると、2日午前6時台から9時台にかけて、東部や北西部など複数の場所から17発、午後4時台から5時台にかけて、東部や西部から6発を、日本海や朝鮮半島西側の黄海に向けて発射した[1]。
韓国は6年9ヶ月ぶりに空襲警報を発令した。また、対抗措置として、初めて3発のミサイルをNLLに向かって、発射した。北朝鮮はこれに対し、午後1時頃、およそ100発ほどの砲撃を行った[1][2]。
アメリカ軍と韓国軍による共同訓練が行われる中、北朝鮮は先月中旬以降、軍事的な挑発を繰り返している[1]。
情報源
編集- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 『北朝鮮 20発余りミサイル発射 南北分断後初 海上境界線越えも』 — NHK, 2022/11/02
- ↑ 2.0 2.1 共同通信 『北朝鮮ミサイル20発超発射 境界線越え初、韓国も対抗』 — 東京新聞, 2022/11/02