利用者:Marine-Blue/オーバーサイトの方針(草案改訂版)
この文書は方針やガイドラインではありません 将来的に方針やガイドラインになる可能性はあります。
ウィキメデイアプロジェクトでは、記事の履歴からある部分の編集を半永久的に取り除く『秘匿』とその権限を持つ『オーバーサイト係』があります。
オーバーサイトの方針
編集ログ(履歴)の秘匿は次のような場合に適用します。なお、管理者の少ないプロジェクトでは通常の削除機能で代用しても差し支えない場合があります。
- 非公開個人情報の除去: 電話番号、自宅住所、勤務先、アカウント利用者や匿名利用者の身元で本人が公開していないもの、もしくは、著名人でも公開していない個人情報に当たるもの。
- 名誉毀損の恐れのある記述の除去: a) ウィキメディア財団からの勧告による場合 または b) その対象を履歴から除くよう特に要請された場合で、明白なケースであり、その版を保持する編集上の理由がない場合
- 著作権侵害の除去 : ウィキメディア財団からの勧告による場合
- 露骨で不適切な利用者名を、履歴を分断せずに自動的生成リストから秘匿: 個人攻撃、嫌がらせ、中傷、脅迫、名誉棄損などが該当します。
(meta:Oversight policyより引用)
秘匿された内容は、オーバーサイト係のみが閲覧可能で、復帰の操作もオーバーサイト係のみが実行できます。
秘匿はひどい荒らしにあった記事であっても、方針のうちいずれかに当てはまらないなら適用されません。秘匿されるログは管理者であっても運用してはならないのです。
オーバーサイトの記録
編集秘匿された記録はオーバーサイト係だけがSpecial:Log/suppressのページで閲覧することが出来ます。
秘匿されたログでは、削除記録やブロック記録などと同じ書式で版の秘匿や利用者名秘匿のブロックを実施した人、日時、秘匿対象、要約、設定の内訳が参照できます。前後の版との差分を確認することも可能です。
- 2024年11月4日 01:19 Oversighter (トーク | 投稿記録 | ブロック) 「Foobar」の版の閲覧レベルを変更しました: 1版に対して本文、編集内容の要約、利用者名を隠しました (差分 | 閲覧レベルを変更)
- 2024年11月4日 01:19 Oversighter (トーク | 投稿記録 | ブロック) 「(グローバルアカウント記録)」の操作の閲覧レベルを変更しました: 1の操作に対して本文を隠しました (管理者に対する制限を適用) (個人攻撃の秘匿)
- 2024年11月4日 01:19 Oversighter (トーク | 投稿記録 | ブロック) EvilUsernameを無期限ブロックしました (アカウント作成のブロック、利用者名の秘匿) (ブロックの解除 | 設定の変更)
オーバーサイト権限の行使
編集オーバーサイトの機能は管理者が実行できる版指定削除やブロック操作の上位互換機能です。操作自体は管理者と同じ手順で行われており、特定の版を選んで削除するときやブロックを行う際に「他の利用者と同様に管理者からもデータを隠す」と言うチェック項目を選択することでオーバーサイトの付随する版の削除やブロックが行われます。
ページの最新の版に対する秘匿は実施できません。最新版を秘匿したい場合、削除したい版の内容を一旦差し戻してください。初版から最新版まで秘匿対象となる版しかない場合は一旦白紙化してください。版の中身のみならずページ名に問題がある場合、秘匿の付随する削除によってページすべての版を削除とともに秘匿することも可能です。
オーバーサイト権限の申請と付与
編集オーバーサイトはある程度規模の大きなプロジェクトでのみローカル権限を付与することが想定されており、現在のウィキニュース日本語版は活動規模が比較的小さいためローカルのオーバーサイト係は設置されません。オーバーサイトが必要な場合、スチュワードに対して依頼を行う必要があります。なお、依頼は必ずメールやIRCなどで行ってください。スチュワードへの依頼をウィキニュースのページに直接書き込んではいけません。
スチュワードへの依頼を行う際にはmeta:Oversight policy/ja#全ウィキメディアプロジェクトを参照してください。
技術
編集m:Hiding revisionsにこの機能がどのように働くのか示しています。また、自分のローカルWikiにインストールする方法についての詳細があります。
この方針についての注意
編集この方針はウィキペディアにおける方針(Wikipedia:Oversight)に基づいています。そのため、この方針はGFDLで提供されています。すべてを書き直すまでこの方針はウィキニュースのCC BY 2.0で提供されませんので注意してください。
この方針文書が策定されたのはCC BY-SA 3.0のデュアルライセンス適用以前のため、CC-BY-SA-3.0では提供されません。ご注意ください。