出張捜査の千葉県警の警部補、有馬温泉で入浴中に捜査資料を盗まれる

【2012年1月7日】

読売新聞によると、神戸市東灘区マンションで女性が殺害された事件の関連捜査のため出張で神戸市を訪れていた千葉県警浦安署の男性警部補(37歳)が1月6日UTC+9)に、有馬温泉入浴中に、脱衣所のロッカーから捜査書類を入れたを盗まれていたことが判明した。

読売新聞が兵庫県警有馬署の話として伝えたところによると、当該の警部補は6日午後1時頃に、同市北区公衆浴場・「金の湯」を同僚と共に訪れ入浴した。その約15分後に、ロッカーのがこじ開けられ、中に入れていた鞄が無くなっているのに気付いた。盗まれた鞄には、千葉県浦安市ホテルで発生した放火未遂事件の関係容疑者供述調書や、4万円入りの財布などが入っていた。

朝日新聞によると、警部補は、東灘区在住の女性(27歳)が浦安市のホテルに宿泊した際に、その部屋で発生した現住建造物等放火未遂事件の捜査のために4日から神戸市に来ていた。この事件では、その後女性が5日に遺体で発見され、兵庫県警が6日に、女性の交際相手の男(26歳)を殺人容疑で逮捕した。

朝日新聞によると、この警部補は、「前夜は疲れていて、風呂に入っておらず、土地勘が無いので有馬温泉に来た」と話している模様。

読売新聞によると、浦安署は、「このようなことが無いよう、再発防止に努める」とコメントしている。

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