兵庫県・灘のけんか祭りに参加した姫路市職員が屋台に頭を挟まれ死ぬ

【2009年10月15日】

灘のけんか祭り(GFDL

朝日新聞によると、10月14日午後6時ごろ(UTC+9 以下同)、兵庫県姫路市松原八幡神社の例大祭「灘のけんか祭り」の宵宮(よいみや)に参加していた姫路市産業・港湾振興課の課長・島田浩次さん(49歳)が「練り合わせ」という屋台のぶつけ合いの際、屋台と屋台の間に頭を挟まれ死亡する事故があった。

時事通信によると、島田さんは屋台を担いで上下に動かしたり、屋台同士をぶつけ合う「練り合わせ」に参加。そのときに担ぎ棒に頭を挟まれたと見られている。

産経新聞によると、この「灘のけんか祭り」とは、締め込みをした男性が多数参加し、重さ約2t(トン)もある屋台やみこしをぶつけ合うもので、毎年2日間で実に10万人以上の見学者を集めて行われている。毎日新聞によると、問題の屋台は外見ではみこしと同じだが神様は乗っていない。関係者の説明ではこの祭りでは毎年怪我人が出ているが死亡者が出たのは2001年以来のことだった。なお15日の本宮は予定通り行うという。

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