兵庫県で小2女児殺害される

【2007年10月18日】 日刊スポーツによると、10月16日夕方6時過ぎ、兵庫県加古川市の別府(べふ)小学校2年生・鵜瀬柚希(うのせ・ゆずき)ちゃん(7つ)が、同市内にある自宅近くで何者かに刺された。柚希ちゃんは病院に運ばれたがまもなく死亡した。柚希ちゃんは病院に搬送される際、朦朧(もうろう)としていた意識の中で家族に「男の人に刺された」と説明していた。

サンケイスポーツによると、この事件は16日夕方6時5分ごろ、柚希ちゃんの母親・水間江梨香さん(27歳)から「娘が刺された」と119番があり、消防が駆けつけた時には柚希ちゃんは左胸と腹部を刺し切られて倒れていたという。その後柚希ちゃんは病院に運ばれたが、午後7時46分死亡が確認された。当時、柚希ちゃんは自宅近くの公園で同級生らと遊んだ後自宅で帰宅する途中だった。兵庫県警加古川署は殺人事件と見て犯人の行方と調べを進めている。

時事通信の報道によると、その後の警察の調べで柚希ちゃんの死亡原因は左胸上部を刃物で突き刺した失血死であることがわかった。特に争った様子はなく、極短時間で刺されていることから、当初から柚希ちゃんを犯人がねらったのではないかと見られている。また更に読売新聞の報道によると、事件現場の自宅前の生活道路は見通しの良い場所から、犯人が柚希ちゃんを1人になる機会をうかがって犯行に及んだ可能性もあると見ており、特に最近は不振な若者の男性が見回りしながら同じ場所を歩いている姿が目撃されていることなどから、この情報について確認作業をするとともに、まだ見つかってない凶器の発見に向けた捜査も行っている。

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