公明党の神崎氏、代表退任を表明―太田幹事長代行が後任に

【2006年9月16日】


朝日新聞によると、16日午後(UTC+9)、公明党神崎武法代表 (63) は、任期の切れる今月末で代表を退任することを表明した。

26日には代表選が告示される予定であるが、16日にも太田昭宏幹事長代行 (60) が正式に立候補を表明する予定であることが伝えられた。他には立候補予定者が見られず、太田氏は30日の党大会で新代表に選出されると見られている。また、自民党とはこれまで通り連立合意を結ぶ予定で、自公の関係はこのまま継続すると観測されている。

朝日新聞と読売新聞によると、神崎代表は今回の代表選について「どんな組織も新陳代謝しなければ伸びない。総合的に判断した結果、代表選には立候補しないことを決意した。今後の党運営は新しい方々にお任せしたい」と述べた。また、自ら「在任8年超は長過ぎる」と語り、退任を強く願望していたことがわかる。

読売新聞によると、神崎代表の退任に伴って冬柴鉄三幹事長 (70) も幹事長の座を退任し、後任に北側一雄国土交通相(53)が就任する予定。

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