元落語家・笑福亭小松が覚せい剤取締法違反で逮捕・起訴される

【2009年8月20日】

読売新聞産経新聞によると、京都府警が、元落語家で、患者の支援を行っていた笑福亭小松(本名・夏東雁=カ・トウガン)被告(52歳)を、覚醒剤を使用していたとして、覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕し、京都地検起訴していたことが、8月20日UTC+9、以下同様)に判明した。

読売によると、捜査関係者の発表として、小松被告は2009年6月中旬に、滋賀県草津市内や京都市内などで覚醒剤を使用していたとされる。同月24日午後に、京都市東山区内で交通違反を犯し逃走中のトラックを、京都府警川端署員が発見し追跡した末、運転していた52歳の男を現行犯逮捕したが、この男と同乗していた小松被告の言動に不審点があったことから、尿検査を実施したところ、共に陽性反応が検出されたため、小松被告についても、同月25日になって逮捕した。

読売によると、小松被告は、「大阪市内で覚醒剤を購入し、公園トイレで炙って吸引した」と供述している模様である。

読売によると、小松被告は1972年六代目笑福亭松鶴に入門。両新聞によると、1997年1月胃癌と診断され、などを全摘出したが、翌1998年2月から130日かけて、鹿児島から北海道まで徒歩による日本全国縦断を成し遂げ、これらの経験を基に、日本各地で『癌克服落語会』のチャリティー高座を開催し、癌患者を励ますなどしていた。

読売によると、小松被告はその後、2007年頃から音信不通となり、笑福亭一門から除名されたという。

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