元中央競馬騎手・田原容疑者が覚醒剤などの使用で逮捕

【2009年10月22日】

田原元騎手(GFDL 1996年撮影)

朝日新聞、読売新聞、毎日新聞によると、京都府警日本中央競馬会の元騎手田原成貴(たばら・せいき)容疑者(50歳)を10月14日に覚醒剤取締法、ならびに大麻取締法のそれぞれの違反容疑で逮捕したことを明らかにした。

毎日新聞によると、田原容疑者は一部容疑を否認しており、自ら「職業は作家です」と話している。

日刊スポーツによると、田原容疑者は1978年に中央競馬騎手としてデビューし、同年デビュー戦に勝利するなど28勝。2年目で63勝を挙げて関西最多勝ジョッキーに。更に1983年と1984年には全国最多勝にもなった。通算成績は1112勝(重賞65勝、GI15勝)。1993年の有馬記念トウカイテイオーの「奇跡の勝利」など数々の名馬での優勝経験を誇る。1998年に現役を退いてからは調教師となるが、2001年に覚醒剤所持と銃刀法違反容疑で逮捕。懲役2年・執行猶予3年の有罪を受けていた。

毎日新聞によると、これを受けて中央競馬会は田原容疑者の調教師資格を取り消すとともに、2002年から15年間、競馬への一切の関与を停止する処分を決定していた。

情報源 編集