俳優の藤田まこと氏が急逝

【2010年2月18日】

共同通信、サンケイスポーツ、産経新聞、読売新聞によると、俳優藤田まこと(ふじた・まこと、本名:原田眞=はらだ・まこと)氏が2月17日午前7時25分(UTC+9)、大動脈瘤破裂のため、大阪府吹田市内の病院で亡くなった。76歳だった。読売新聞によると、藤田氏は16日午後9時ごろに吐血し、病院に運ばれた。所属事務所の話では16日は(昨年11月に患った慢性閉塞性肺疾患の治療のため)リハビリを行っていたという。

読売新聞によると、藤田氏は1933年(昭和8年)生まれで、東京都出身。父は無声映画の時代劇スターだった藤間林太郎。少年時代を京都で過ごし、19歳のとき、歌手を志して上京。劇団や司会などを経て芸能の道に入った。2002年には紫綬褒章を受賞している。

産経新聞によると、代表的な作品と役柄は「てなもんや三度笠」のあんかけ時次郎、「必殺シリーズ」のムコ殿こと中村主水、「はぐれ刑事純情派」の安浦刑事など。

共同通信によると、藤田氏は2008年に食道がんが見つかり舞台公演の出演を取りやめたり、2009年11月には慢性閉塞性肺疾患を患い、出演の決まっていたドラマを降板して治療するなど、体調は思わしくなった。日刊スポーツによると、昨年11月にドラマ仁-JIN-新門辰五郎役を降板する際、藤田氏は「(病気が見つかり、出演できないことに)断腸の思いです」と謝意を表していた。

サンケイスポーツによると、藤田氏は時代劇専門チャンネルのナレーションで今年1月に仕事に復帰しており、今年3月には現場復帰する予定だった。

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