京都駅で男性がシャッターにはさまれ死ぬ

【2006年3月4日】

3月2日の朝日新聞によると、2日午前0:20 (UTC+9) ごろ、西日本旅客鉄道(JR西日本)・東海旅客鉄道(JR東海)の京都駅構内で、男性がシャッターに挟まれているのを近畿日本鉄道(近鉄)の駅員が発見した。すぐに消防に通報し、男性を救出・搬送したが、死亡した。

毎日新聞によると、京都市消防局の調べでは、死亡した男性は60歳くらいで、以前から京都駅周辺で寝ていたという。京都府警察本部は同日、業務上過失致死の疑いで、シャッターを操作していたJR東海の19歳の職員を逮捕した。1日午後11時45分ごろ、職員が近鉄の改札口との境界にあるシャッターを下ろした際、安全確認をしなかったため、シャッターの下で寝ていた男性を死亡させたという。シャッターを作動させるスイッチはシャッターから離れた死角にあり、作動時には安全確認をすることになっていたという。

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