京都府南丹市市長が選挙法違反で逮捕、辞職

【2006年3月23日】 京都新聞と河北新報によると、平成の大合併により2006年1月1日に誕生した京都府南丹市(なんたんし)の市長が3月12日に市長選挙の票の取りまとめをするための買収行為をして逮捕された事件で、同市長が3月22日に市議会議長に辞職届けを提出した。市議会は辞職に同意した。

京都新聞によると、公職選挙法違反容疑(買収行為など)により逮捕された南丹市の中川圭一市長(63歳)は、合併前の園部町の町議会議員を歴任後、2006年2月19日に行われた市長選挙に立候補。その際次点候補者に17票の僅差を付けて当選し、合併後の南丹市市長に就任した。しかし立候補をするにあたり、市長が以前社長をしていた会社の役員の長男とともに、亀岡市の旅館で、有権者にひとりあたり1万円相当の飲食を接待したとして、3月12日に逮捕された。

中川市長は辞職届で「一身上の都合で辞職する」とした上で、「このような事態で市政の混乱を招き、市民にお詫びする」という市民宛の手紙を添えたという。

議長が市長の辞職を選挙管理委員会に報告・受理してから原則として50日以内に次の市長を選ぶ選挙をする取り決めがある。しかし、今回の市長選挙で落選した候補者が選挙の無効を申し立てており、出直し市長選挙の日程はその扱いの結論が出るまで未定となっている。

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