京都・木津川の『流れ橋』の一部が焼ける 花火が原因?
【2009年8月25日】
産経新聞、読売新聞によると、8月25日午前3時45分(UTC+9、以下同様)頃、京都府八幡市内の木津川に架かる、通称『流れ橋』(正式名称:上津屋(こうづや)橋)(全長:約356メートル、幅:約3メートル)の中央付近が燃えているのが見付かり、通行人が近くの交番に届け出た。
両報道によると、京都府警八幡署の調べとして、この橋の中央部分の橋板(橋床)のうちの17枚(約10平方メートル相当)が焼けていた。また、橋の下に花火の燃え滓が落ちていたため、同署は花火の火の不始末が原因の可能性もあると見ている。
読売によると、同橋では、2004~07年の間に13回に亘り、焚き火や花火によると思われる不審火があったという。
流れ橋は、大雨などによる増水時に、橋脚に水圧が掛かるのを防ぐため、橋板が外れて流れる構造の橋。今回焼けた流れ橋は、日本国内最長級の木造橋で、橋の周辺の陸地と合わせて時代劇のロケ地としても知られている。
情報源
編集- MSN産経ニュース 『国内最長級「流れ橋」の一部燃える 花火の不始末か 京都』 — 産経新聞社, 2009年8月25日
- Infoseekニュース(読売新聞) 『「流れ橋」踏み板17枚焦がす、花火不始末?』 — 読売新聞社, 2009年8月25日