京都・バイパスで12台衝突炎上、10人死傷

【2006年2月13日】

読売新聞、日本経済新聞によると、13日午前5時40分頃、京都府宇治市自動車専用道路京滋バイパス上り線で、渋滞で停車していた乗用車などの列にタンクローリーが突っ込み、乗用車やトラックなど計12台が次々に衝突した。うち乗用車1台が炎上し、乗っていた2人など計3人が死亡、7人が重軽傷を負った。

京都府警高速道路警察隊は、タンクローリーの運転手(35)を業務上過失傷害の現行犯で逮捕し、死者が出たことから業務上過失致死に容疑を切り替えて取り調べている。

読売新聞によると、事故現場は、宇治西インターチェンジから東に100mほど進んだ地点。日本経済新聞によると、進入してきた歩行者が追い越し車線上ではねられ、助けようと後続車が停車したところ、さらに後続の10台が停車し渋滞。そこへタンクローリーが最後尾に突っ込み、計12台が巻き込まれる玉突き事故となった。

日本経済新聞によると、宇治市消防本部の発表では、炎上した乗用車に乗っていた2人が焼死。さらに、トラック2台の間にはさまれた乗用車に乗っていた1人も死亡した。

読売新聞、日本経済新聞によると、この事故の影響で久御山JCT-久御山IC間の上り線が一時通行止めになった。

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