交通博物館、70年の歴史をのせて、終着へ
【2006年5月20日】
産経新聞によると、東京都千代田区の交通博物館が14日閉館した。
鉄道を中心として交通に関わるものを随時展示。修学旅行生や親子連れ等が訪れていた。館内には、大型鉄道シミュレーターがあり、そのほかに2階、3階には鉄道以外の展示物や図書館、食堂などがあった。近年では月に約6,000人、年間40万人余りの入館者がいたが、施設自体の老朽化などより、閉館することになった。
最終日は、徹夜の人も含め約1,000人もの行列ができてしまったため、交通博物館では開館を通常の午前9時30分より1時間早め、午前8時30分に開けた。
それでも惜しむ来館者が多く、閉館時間(午後5時)も延びて午後7時過ぎになるなど大いににぎわった。この日だけでも、約1万4,000人が入場した。
博物館は埼玉県さいたま市に移転し、鉄道博物館として2007年10月14日に開館することが決まっており、移転作業が進んでいる。
出典
編集- 『交通博物館に関連する記事の一覧』 — yahoo Japan, 2006年5月15日
- 『交通博物館 70年の歴史にピリオド ラッシュ…“終電”2時間延長』 — 産経新聞, 2006年5月15日