亀有駅前に両津勘吉像 除幕式には原作者も

【2006年2月11日】 東京新聞や京都新聞などが伝えたところによると、2月11日に東京都葛飾区亀有駅北口で人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(『こち亀』)の主人公である警察官「両津勘吉」の等身大銅像の除幕式が行われ、同漫画原作の秋本治氏も出席した。

『こち亀』は秋本治作の漫画で、1976年に一度週刊少年ジャンプで読み切り漫画として掲載された後、同年から30年にわたって同誌で連載され続けている人気漫画であり、ウィキペディアによると連載回数は2006年2月現在で1,400回以上、単行本148巻、単行本総売上数1億3,000万部以上、アニメ化や舞台公演が行われたこともある人気作品である。

『こち亀』の読者を中心に多数の人が亀有駅を訪れることから、駅前の商店街が『こち亀』に関連した物を駅前に作ろうと提案、秋本氏や葛飾区も出資し合計で340万円の費用をかけて設置された。

銅像は富山県高岡市の銅器製造販売会社が製作し、高さは163cm。なお、今後南口にも両津氏の像を設置する計画もあると伝えられている。

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