九州新幹線で放火未遂
【2021年11月9日】
8日午前8時45分ごろ[1]、JR新八代駅〜熊本駅を走行中のさくら401号の3号車で、床に液体が撒かれ、ライターで火をつけた紙が床に置かれた[1]。この影響で、車内で非常ベルが鳴らされ車両は一時停止した[1]。火はすぐに消し止められ、燃え広がらなかったという[1]。当時車両全体で141人、3号車では30人ほどが乗車していたが、けが人はいなかった[1]。電車は新八代駅に40分間停車したのち運転を再開し[2]、鹿児島中央駅には50分遅れて到着した[1]。
警察は、床に液体を撒き、レシートとライターを用いて火をつけたとして乗客の男を現住建造物等放火未遂の容疑で現行犯逮捕した[1]。男が熊本駅で乗車後、5分後に防犯ブザーが鳴らされたことから、男は乗車後すぐに火をつけたと見られている[3]。男は、「京王線の事件をまねしようとした」と供述している[1]。
これを受けて、9日から警察が熊本県内の4つの新幹線駅で警戒にあたっている[4]。
情報源
編集- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 『「京王線事件まねた」 九州新幹線で放火未遂―けが人なし、容疑で男逮捕・熊本』 — 時事通信社, 2021年11月8日
- ↑ 『「火事です」と走ってくる乗客、「こんなに身近な場所で起きるとは」…九州新幹線放火未遂』 — 読売新聞, 2021年11月8日
- ↑ 『乗車後5分以内に放火か 69歳男「死にきれない」、九州新幹線の放火未遂』 — 産経新聞, 2021年11月8日
- ↑ 『九州新幹線 放火未遂事件受け 警察が駅で警戒強化 熊本』 — NHK NEWS WEB, 2021年11月9日