中部から九州にかけて大雨、死者20人近くに
【2006年7月22日】 中部地方から九州地方にかけて、今週はじめから梅雨前線による大雨が続き、各地で被害が出ている。産経新聞によると、大雨による死者は合計で20人となった。
気象庁や毎日新聞によると、宮崎県えびの市では22日午後4時までの24時間に575mmの雨が降るなどしており、九州の山間部では降り始めからの雨量が800mmを超えたところがある。22日昼現在、熊本県や鹿児島県の計約5万人に避難勧告が出ている。
読売新聞によると、長野県岡谷市では19日朝に鉄砲水と土石流が発生し、自衛隊などが行方不明者の捜索を行った。
朝日新聞によると、大雨による死者は長野県、福井県、岐阜県、京都府、岡山県、島根県など広い範囲に及んでいる。
出典編集
- 『大雨に関する全般気象情報 第21号』。気象庁、2006年7月22日。
- 『豪雨被害、死者15人に 行方不明者6人の捜索続く』。朝日新聞、2006年7月22日。
- 『大雨被害拡大、死者20人に 気象庁警戒』。産経新聞、2006年7月22日。
- 『長野県岡谷市で土石流や鉄砲水、3人が行方不明』。読売新聞、2006年7月19日。
- 『大雨:九州は22日も南部中心に降り続く』。毎日新聞、2006年7月22日。